2021年3月17日。約50年にわたって日本の空を守ってきたファントムことF-4EJ/EJ改のラストフライトが岐阜基地に所属する3機で行われました。
8:55頃、301号機と336号機がフォーメーションで。431号機が単独で離陸。
1stの機体を上げきる為にしばらく空域で待機した後、基地上空へ
基地上空で3回程AGGを行いました。今まで見てきたAGGより低く、431はバーナーを焚いていました。
AGG後一旦空域で待機。再度基地上空へ侵入します。
1パス目。デルタフォーメーションでした。機体間の間隔も完璧でした。
2パス目。エシュロンでの侵入。
各機体ブレイクしていき、着陸していきました。
日本のファントムの歴史が終了した瞬間でした。
ファントムラストフライト後、暫くして1stの機体が続々と基地に帰ってきました。
F-2とF-15がまさかのフォーメーションでSFOをやるということに。フォーメーションでのSFOは初めて見ました。こういう事が出来るのも岐阜基地ならではですね。
フォーメーションからブレイクしたF-15の捻り。キャノピーには『WILL NEVER FORGET』と書かれたスプークが貼られていました。こういう粋な計らいがいいですね
数年ではありますが撮影し続けてきたベースの基地の機体のラストフライトを見届けることが出来て良かったです。